- 親が認知症になり,金銭管理ができているか心配だ
- 身寄りのない親族の介護をお願いされたが,正直困っている
- 障害のある子の先々が心配。本人の将来のために何かできることはないか
- 施設費用が足りないので,不動産を売却して賄いたい
- 銀行や不動産業者から「後見人を立ててください」と言われた
成年後見制度とは
成年後見制度とは,判断能力が十分でないために,家計を管理できなかったり病院・施設の契約ができなかったりした場合に,法律面や生活面でご本人を支援する制度のことです。
本人を支援するのは,家庭裁判所から選任された”後見人”です。
後見人は,本人の財産を適正に管理し,家庭裁判所に対して定期的に管理状況を報告する法的責任があります。
どんな支援を受けられますか
ご本人に代わって....
- 財産管理: 家計を適正に管理し,入院・施設費などの支払いをします。
- 身上監護: ご本人に代わって施設の入所契約をしたり,適切な介護サービスを申し込んだりします。
- その他: 不動産の管理や売却,不当な契約の取消し,遺産分割協議などを行います。(ただし,家庭裁判所の許可が必要な場合があります)
自分の老後が心配だ...
老後を安心して過ごしたい―ご自身の将来について必要な援助を受けたい方のために,遺言や任意後見制度,死後事務委任契約についてご案内しています。
詳細は,老後を見据えて(終活)のページをご覧ください。
ご相談ください
超高齢化社会を迎えようとしている昨今,成年後見制度に関するご相談が数多く寄せられています。
当事務所では,成年後見制度を通じて100名以上の方々を支援してきました。
制度を利用するとどうなるか,どんな手続や書類が必要か,将来の見通しはどうなるかなど,皆様からのご相談を随時お受けしています。
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