法務局からこんな通知書が届きましたか。
何の通知ですか
相続登記の申請を行っていただきたいという,法務局からのお願いです。
どんな意図で送られているのですか
登記簿の中には,大分前に亡くなっているはずなのに名義変更(相続登記)がされず放置されている土地が存在します。
あなたの先祖の土地も放置されたままになっているようです。
あなたは相続人の一人なので,法務局から相続登記をしてほしいというお願いが来ているのです。
補足情報 ―社会問題になっている,放置された土地―
相続登記が放置されている土地は”所有者不明土地”と呼ばれ,近年社会問題として取り上げられるようになりました。
放置された状態にあると,災害の復興に大きな支障が出たり,本人たちにとっても権利関係が複雑化し負担が大きくなったりと,何も良いことがないということが分かってきました。
このような問題を解消するため,法務局では全国規模で相続人を探索する作業を行っています(長期相続登記等未了土地解消作業)。
その結果,あなたが相続人であることが分かったので通知書が送られてきたのです。
どうして私に通知が来たのでしょうか
相続人の中から任意で選ばれています。
該当する土地の一番近くに住んでいる人が選ばれているようです。
どうしたらいい?
相続登記をする必要があります。
相続登記は義務ではありませんが,放置すると弊害が大きくなります。
相続に相続が発生してしまい,法定相続人の探索が難しくなったり,相続登記を行うための費用が高額となったりしてしまいます。
また,地震などの災害時の緊急を要する対応やその後の復旧作業に時間を要するおそれがあります。
ぜひこの機会に相続登記をご申請ください。
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当事務所では,無料相談を実施しています。通知文書をお持ちください。
もっと詳しいことを知りたいときや,具体的に何をしたらよいかを知りたい時にご利用ください。
気になる費用についてもご説明いたしますので,相談にお越しください。
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